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進行した出来事は僕に後戻りが許可されないものを示すに違いはなかった。

視界が変わる。見えるものが変わる。
見えたものが見えなくなる。

ドンキで買った染め粉を2箱使って、赤かった髪色を量産型色に変えた。

知らない間に歳を取っていて、この年齢まで生き抜いたことに驚く。
××歳になったからって誰かに感謝するわけではなく、こんなに生きて自分アホやなあと呆れるだけ。

3カ月前の美容整形の傷は目立たないが、それより前からの手首の自傷跡は白や赤のケロイドと化していた。

前からのなぜ苦しい中を生きなければいけないのか、死ぬほうが合理的だろうとのわだかまりは、今も解消できずにいる。

「この電車は電車同士の間隔が詰まっているため当駅で運転を見合わせます。夜遅くの運転見合わせ大変申し訳ございません。3番線からの電車も併せてご利用ください」

ぼくの人生は続いている。55分遅れの中央線の中で。