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深夜のバス停の前で徐行し始めるタクシーはうざい

賃走。「xxxxx、つけやすいところで」。深夜のタクシーの無言。車内には運転手と終電を逃して歩くのが面倒になった私。ウインカーの点滅を知らせるカッチャンカッチャンという音とハイブリッドエンジンのわずかな音だけが、車内に聞こえていた。

地元のタクシー運転手と言えば横暴だった。カードを使おうとするものなら「現金持ち合わせありますか」(もっとも、カード払いに対応したタクシーなんてそれほどなかった。対応していても下手すれば「ガッチャン」。オフライン取引である)。万札を出そうものなら「そこのコンビニで崩してきてください」。初乗りも安くないのだが、ワンメーターそこらで乗ろうとするものなら乗車を拒否された。

最近は知らない。迎車のときに父親の名前を出すと家まで迷わずに来ること、渋滞していると高速走行扱いにして時間料金を取らない。運転手は「申し訳ない」と言う。昔より需要がなくなったのだろう。やたら低姿勢な運転手しか地域からいなくなった。

上京。終電を逃してタクシーで帰宅することが増えた。でも黒以外のタクシーは苦手だ。たばこ臭いとか事故率が高いというのもあるが、なにより車内の無言の時間の「質」が違うからだ。運転手が何を考えているのか、どのルートで行こうとするのか、わからないのである。

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