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心中

人間10回20回くらい自殺未遂で生死を彷徨うことは当然あるが、太宰治はそれとは別に、毎回別の恋人と心中を図り、相手の女だけ死んで自分だけ生き残るクソみたいな人生を歩んだ。 大学在学中に18歳のバーのウエイトレスとODで死のうとする。太宰治だけ生き残…

私は他人になることはできないから、 他人の気持ちになることはできない。

私は他人になることはできないから、 他人の気持ちになることはできない。今すれ違ったブレザーを来た高校生の人の気持ちにはなれない。 電車に半ズボンの制服で乗る小学生の気持ちにはなれない。 バスの中で空中に向かって奇声を発する人の気持ちにはなれな…

新宿

新宿駅交差点・アルタ前。路上に停車した街宣車の上で男がマイクを握る。 「私は右派ですが、女の子を誘うときには××のホテルを予約して、レストランに行き、女の子が頼んだものは私のカードで落とすようにもちろん設定している。なぜこんな話をするのかと言…

Univ. of

あと一歩だった。講義棟6階の窓を開け外へ。人ひとりくらいの幅開いた窓に手をやって、へこんだ窓枠の外で震えながら立つ。 この高さから飛び降りれば骨折くらいはするだろう。 でも、飛べない。 怖いのだ。死ねないのが。救命されるその後が。 死ねないのが…

深夜のバス停の前で徐行し始めるタクシーはうざい

賃走。「xxxxx、つけやすいところで」。深夜のタクシーの無言。車内には運転手と終電を逃して歩くのが面倒になった私。ウインカーの点滅を知らせるカッチャンカッチャンという音とハイブリッドエンジンのわずかな音だけが、車内に聞こえていた。 地元のタク…

薬物に溺れるな

JR新宿駅。 東口改札へ抜ける途中に交番がある。その先にの壁に目を向けると、警視庁のポスターが貼ってある。 「薬物に溺れるな ――その『一度だけなら』で仕事も家族も人生までも水の泡」シャブじゃなくてOTCの話をしよう。 鎮咳去痰薬を風邪の症状緩和のた…

閉鎖病棟でメンヘラ中学生と仲良くなって退院してから一緒に自殺未遂した話

この記事は2014年12月20日に、当時17歳だった筆者が執筆した文章を、一部名前を改変して掲載するものである。 第2新東京市の郊外に位置するとある私立精神科病院(正確には単科ではないのだけど、精神科がメインの病院である)。そこには県内に数カ所しかな…

入院記録 第一部

この記事は2014年7月10日に、当時16歳だった筆者が執筆した文章を改変することなくそのまま掲載するものである。 2月26日 午後6時 死にたくなったので、夕食代わりに半数致死量の2倍のカフェインを飲むことにした。手元に半数致死量のアスピリンがあったので…